赤羽緑地自然観察会

日時  :   平成15年9月13日(土) 午前9時から11時半
場所  :   赤羽緑地
主催  :   日立市環境をつくる市民会議
共催  :   赤羽緑地を守る会
講師  :   茨城県環境アドバイザー 広瀬 誠 先生
                (ヒヌマイトトンボの発見者)

 夏が戻って来たかのように暑かった9月13日(土曜日)、赤羽緑地「自然観察ふれあい公園」がオープンしてから初めてのイベントとなる”自然観察会”が開かれました。

 講師にはヒヌマイトトンボの発見者として有名な廣瀬誠先生をお招きし、子供達と父兄約50名が参加、市職員と赤羽緑地を守る会のメンバー約30名がお手伝いしました。

 始めに観察池のまわりをざっと回っただけで、チョウトンボやアジアイトトンボなど珍しいトンボを見つけて「ここは素晴らしいところですね」と廣瀬先生。早速子供達を集めてトンボの説明が始まりました。
 「まだまだいろんなトンボや昆虫がいるから、みんなで探しに行こう」と、今度は大きな池のまわりをみんなで一周。途中、古代史跡の横穴墓や、野鳥の観察所も見ながら一時間位かけてゆっくり回る。子供達は捕まえた採取物を参加賞で貰った虫かごに入れる。ザリガニ、サワガニ、ヤゴ、ナナフシなども採れました。
 

 
元の観察池に戻ると、みんなが輪になって集まり採取物を見せ合い廣瀬先生の説明を聞きました。結局トンボだけでも10種類以上いた様です。一番の収穫はギンヤンマだったかな。「トンボのエサはトンボです」との先生のお話に、昆虫の世界にも厳しい現実があることに驚きながら、興味深々たくさんのことを勉強しました。

 最後に虫達の命も大事にしてあげようと、捕まえたトンボ達をみんなで放してやって拍手。清清しい気持ちになって、本当に良い自然観察会でした。

「ほら、採ったよ!」 何かな 「ぼくのも、なんか入ってる」
「逃げられちゃった」 「あっちだ!」 「シオカラトンボ採ったひと手をあげて!」と廣瀬先生
「B支丘にある横穴墓です。他のは防空壕ですよ」 「今朝はカワセミも来てました、カルガモも」と 野鳥については会員からの説明
みんなたくさん成果があったようです。 「ギンヤンマも採れましたね」10種類以上のトンボが観察できました。
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